2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「牛丼」は「ぎゅうどん」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「牛丼」は「牛飯(ぎゅうめし)に同じ。」としています。そこで、「牛飯(ぎゅうめし)」を見ますと、「ネギなどと煮た牛肉を、汁とともにかけたどんぶり飯。…
常用漢字表では、「男女」は、「男」を「ダン」と読む用例として挙げています。ですので、「男女」は、まずは「だんじょ」と読めます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、他に、「おとこおんな」と「なんにょ」が出ています。さらに、…
「交番」は「こうばん」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「交番」は、「2 警察署の下部機構で、町の要所に設けられた警察官の詰め所。平成6年(1994)の警察法改正で派出所の正式名称となる。交番所。ポリスボックス。PB…
「終わりの始まり」という言葉を時折見聞きします。この言葉、気の利いた言い回しと評価すべきなのかもしれませんが、何となく違和感を感じていました。英語との比較で考えてみます。「ジーニアス英和辞典(第6版)」では、「the beginning of the end」の訳…
「百貨店」は、「ひゃっかてん」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」で「百貨店」を見ると、「デパート」へと誘導され、「デパート」を見ると、「1 《「デパートメントストア」の略》衣食住の全般にわたる多種類の商品を陳列し、…
「銅器」は「どうき」、「銅像」は「どうぞう」、「青銅」は「せいどう」、「赤銅」は「しゃくどう」と読みます。 「青銅」は何となく分かるけど「赤銅」って何だっけ、という人が多いと思いますので、このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」で「…
「出納」は「しゅつのう」ではなく「すいとう」と読むのが一般的です。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「出納」は、「金銭や物品を出し入れすること。支出と収納。」と解説されています。支出の「出」と収納の「納」で「出納」なの…
「雄々しい」は「おおしい」と読みます。「女々しい(めめしい)」の「女」は漢検10級の漢字です。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「雄々しい」は「男らしいさま。勇ましい。」と解説され、「女々しい」は「態度や気性が柔弱である…
「偶数」は「ぐうすう」と読みます。ゼロは偶数なのかという問題ですが、カジノのルーレットでは、ゼロは「偶数」でもなく「奇数」でもない取扱いですね。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」で「偶数」を見ると、「2で割り切れる整数。2、4、…
常用漢字表では、「疫病」は「えきびょう」と読み、「疫病神」は「やくびょうがみ」と読むことになります。「神」が付くのと付かないのでは読み方が違いますねという話で終わりかと思ったのですが、このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」で「疫…
2023年12月16日、リストを改訂しました。全件リスト的なものだったのを改め、自分なりに選抜したリストに変えようとしています。 <まとめ方針>・文化庁の「国指定文化財等データベース」から情報を拾う・文化財のうち、不動産(土地及びその定着物)を拾う…
「錦絵」は「にしきえ」、「浮世絵」は「うきよえ」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」で「錦絵」を見ると、「多色刷りの浮世絵版画。明和2年(1765)絵師鈴木春信を中心に彫り師や摺(す)り師が協力して創始した、錦のように精…
「糸目」は「いとめ」と読みます。「糸目」にはいくつかの意味があります。「糸目を付けない」については、このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「《糸目をつけないと凧(たこ)を制御できないところから》物事をするのに何の制限も加え…
「親王」は「しんのう」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「1 現行の皇室典範で、嫡出の皇子および嫡男系嫡出の皇孫の男子に対する称号。旧皇室典範では、皇子から皇玄孫までの男子の称号。2 律令制で、天皇の兄弟およ…
「短刀」は「たんとう」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「短い刀。長さ1尺(約30.3センチ)以下の刀の総称。俗に九寸五分(くすんごぶ)という。用途から刺刀(さすが)、所持のしかたから懐刀(ふところがたな)・腰刀…
「陸橋」は、「りっきょう」又は「りくきょう」と読みます。「デジタル大辞泉(小学館)」では、「1 道路や鉄道線路などの上にかけた橋。りくばし。」と解説されています。一方、「歩道橋」を見ますと、「歩行者の道路横断用に設けた橋。」と解説されていま…
「義兄」は「ぎけい」、「義弟」は「ぎてい」、「義妹」は「ぎまい」と読みます。「義姉(ぎし)」については、どういうわけか常用漢字表に登場しません。「義姉」は広辞苑にも大辞林にも大辞泉にも載っており、言葉としては成立していると言えるものの、天…
「積乱雲」は「せきらんうん」、「層雲」は「そううん」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「積乱雲」は、「十種雲形(雲級)の一。垂直に高く盛り上がり、大きな塔のように見える雲。上部には氷晶ができ、広がって朝顔状…
「乾電池」は「かんでんち」、「蓄電池」は「ちくでんち」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「乾電池」は、「電解液を金属容器に封入し、携帯や取り扱いを便利にした一次電池。代表的なものがマンガン乾電池で、正極に炭…
7月12日、次の5か所に行ってきました。 ①正福寺(千体)地蔵堂[国建]:東村山市 ②六義園[特名]:文京区 ③小石川後楽園[特史・特名]:文京区 ④迎賓館赤坂離宮[国建]:港区 ⑤旧浜離宮庭園[特史・特名]:中央区 正福寺地蔵堂は、東京都で数少ない国宝…
「虚無」は「きょむ」ですが、「虚無僧」は「こむそう」と読みます。なぜ「きょむそう」と読まないのかと思い、このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」を見ますと、「普化宗の有髪の僧。宗祖普化禅師の遺風と称して、天蓋とよぶ深編み笠をかぶり…
「王妃」は「おうひ」です。今年5月の話になりますが、イギリス王の戴冠式についてのNHK英語ニュースの中で、カミラ王妃に関して、「Queen Camilla」と表現されていました(今回の戴冠式で少し呼称が変わったようです)。「Queen Elizabeth」については、ま…
「勾留」は「こうりゅう」と読みます。刑事訴訟法第205条第1項では、(検察官は)「留置の必要があると思料するときは被疑者を受け取つた時から24時間以内に裁判官に被疑者の勾留を請求しなければならない」と規定され、警察逮捕後72時間を超えて被疑者を留…
「三日月」は「みかづき」と読みます。「デジタル大辞泉(小学館)」では、「陰暦で3日の夜に出る細い弓形の月。また、その前後の、月齢の若い月。」と解説されています。広辞苑と大辞林でも同様の解説です。以上を踏まえて標題の件に戻りますと、地球から「…
7月9日、茶室・待庵に行ってきました。青春18きっぷのシーズン到来までもう少し。写真に見えるのは妙喜庵の入口です。このあたりは「山崎の戦い」で有名です。勝敗の結果が異なっていれば、待庵はこの地に現存していなかったかもしれないのですね。天王山を…
「六つ切り」は「むつぎり」と読みます。時々見聞きすることがある言葉で、用紙のサイズだということまでは分かっていたのですが、具体的にどれだけの大きさなのか、理解があやふやだったので、「デジタル大辞泉(小学館)」を見ますと、「1 全体を六等分に…
「水油」は「みずあぶら」と読みます。「デジタル大辞泉(小学館)」では、「1 液状の油の総称。頭髪用のつばき油・オリーブ油・ごま油など。2 なたね油などの灯油。」と解説されています。この解説だと、昔ながらの植物由来の油に加えて、動物由来や鉱物…
常用漢字表では、「茨」の音訓は「いばら」、「城」の音訓は「ジョウ」又は「しろ」です。基本的には、「城」を「き」とか「ぎ」とは読まないわけです。ただし、常用漢字表の本表備考欄では、「茨城(いばらき)県」とありますので、常用漢字表の世界では「…
まず、「相殺」は「そうさい」と読めます。では、「相殺」を「そうさつ」と読めないかとなると、それは検討の余地があります。「広辞苑」では、「そうさつ」を「そうさい」の慣用読みとしています。「デジタル大辞泉(小学館)」では、「そうさつ」の語義の…
「仁術」は「じんじゅつ」と読みます。「デジタル大辞泉(小学館)」では、「仁徳を他に施す方法。また、特に医術をいう。」と解説されています。