夜光杯雑記帳

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【文化財】京都府 大山崎町

 7月9日、茶室・待庵に行ってきました。青春18きっぷのシーズン到来までもう少し。写真に見えるのは妙喜庵の入口です。このあたりは「山崎の戦い」で有名です。勝敗の結果が異なっていれば、待庵はこの地に現存していなかったかもしれないのですね。天王山を仰ぎ見ながら、そんなことを思いました。
 待庵の拝観には事前予約が必要なのですが、そんなに構えて見たくはなかったので、待庵の近くに立地する大山崎町歴史資料館にて再現展示を見てきました。入館料200円。本物の待庵の紹介動画も視聴でき、理解が深まりました。わずか2畳の狭い空間の随所に工夫が凝らされていたのですね。どんな感じの展示なのかは大山崎町のウェブサイトに写真が掲載されています。わび・さびと経年劣化との違いは何か。再現展示を見ながら、そんなことを考えました。