夜光杯雑記帳

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【常用漢字表】漢検7級の漢字/「百貨店」とスーパーの違い

「百貨店」は、「ひゃっかてん」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉小学館)」で「百貨店」を見ると、「デパート」へと誘導され、「デパート」を見ると、「1 《「デパートメントストア」の略》衣食住の全般にわたる多種類の商品を陳列し、主として対面販売を行う、大規模な小売店。百貨店。」と解説されています。次に、「総合スーパー」を見ますと、「衣食住の全般にわたる多種多様な実用品を一括して取り扱う、大規模な小売店。セルフサービス方式を採用し、比較的低価格で販売する。」と解説されています。つまり、主に対面販売なのが百貨店、主にセルフサービス方式なのが総合スーパーです。セルフサービス方式というのは、客が自分で買い物かごを持って店内を回り、欲しい商品の代金をまとめて集中レジで支払うのが、その典型例ですね。経済産業省では「百貨店・スーパー販売の動向」を毎月調査しており、そこでは百貨店とスーパーを分けて販売額の動きを公表しています。分けているということは、分ける基準があるということであり、当該調査では、「売場面積の50%以上について、セルフサービス方式を採用している商店」をスーパーとし、日本標準産業分類の「百貨店、総合スーパー」のうちスーパーに該当しないものを百貨店としています。