「正午」は「しょうご」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「正午」は「昼の12時。この時刻に太陽が子午線を通過する。」と解説されています。
政府提供の「e-GOV法令検索」で「正午」を調べると、8件ヒットしました。今回はその中から1件紹介します。
○住宅宿泊事業法施行規則(平成29年厚生労働省・国土交通省令第2号)
(人を宿泊させる日数の算定)
第3条 法第2条第3項の国土交通省令・厚生労働省令で定めるところにより算定した日数は、毎年4月1日正午から翌年4月1日正午までの期間において人を宿泊させた日数とする。この場合において、正午から翌日の正午までの期間を1日とする。
「法第2条第3項」とありますので、法律の該当条文を見ますと、次のとおりです。
○住宅宿泊事業法(平成29年法律第65号)
(定義)
第2条 (略)
2 (略)
3 この法律において「住宅宿泊事業」とは、旅館業法(昭和23年法律第138号)第3条の2第1に規定する営業者以外の者が宿泊料を受けて住宅に人を宿泊させる事業であって、人を宿泊させる日数として国土交通省令・厚生労働省令で定めるところにより算定した日数が1年間で180日を超えないものをいう。
4~10 (略)
住宅宿泊事業であるためには、宿泊させる日数が1年間で「180日を超えない」すなわち180日以内であることが必要ですから、日数のカウントの仕方を定めているわけですね。1日は正午から翌日の正午までとされています。