「愛着」は「あいちゃく」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「愛着」は「なれ親しんだものに深く心が引かれること。あいじゃく。」と解説されています。
政府提供の「e-GOV法令検索」で「愛着」を調べると、6件ヒットしました。その中から、「無電柱化の推進に関する法律(平成28年法律第112号)」を紹介します。該当箇所を転記しますと、次のとおりです。
○無電柱化の推進に関する法律(平成28年法律第112号)
(基本理念)
第2条 無電柱化の推進は、無電柱化の重要性に関する国民の理解と関心を深めつつ、行われるものとする。
2 無電柱化の推進は、国、地方公共団体及び第5条に規定する関係事業者の適切な役割分担の下に行われなければならない。
3 無電柱化の推進は、地域住民の意向を踏まえつつ、地域住民が誇りと愛着を持つことのできる地域社会の形成に資するよう行われなければならない。
「愛着」が登場する第3項の論理構造は実に興味深いと思ったのですが、いかがでしょう。「無電柱化した!」→「この地域社会に誇りを感じる!」→「好き!」という流れでしょうか。「なんでそうなるの」と感じる人があるかもしれませんが…