「挨拶」は「あいさつ」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉（小学館）」では、「挨拶」は「《「挨」は押す、「拶」は迫る意で、本来、禅家で門下の僧に押し問答して、その悟りの深浅を試すこと》」「人に会ったときや別れるときなどに取り交わす礼にかなった動作や言葉。」などと解説されています。
政府提供の「e-GOV法令検索」で「挨拶」を調べると、2件ヒットしますが、実質は「公職選挙法（昭和25年法律第100号）」の1件です。「挨拶」は次の条文に登場し、制限・禁止の対象となるものがあります。
第146条（文書図画の頒布又は掲示につき禁止を免れる行為の制限）
第152条（挨拶を目的とする有料広告の禁止）
第178条（選挙期日後の挨拶行為の制限）
難しいのはICTとの付き合い方だろうと思います。ICTに支えられた第五の権力がどこに向かっていくのか見通すことは難しいですが、選挙権を行使することは未来を選択することですから、賢明に行動することがますます大切になってくるだろうと思います。
