夜光杯雑記帳

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【常用漢字表】漢検4級の漢字/マネーホイールの「円盤」は少なくとも3回転する

 「円盤」は「えんばん」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉小学館)」では、「円盤」は、「1 円形で平たい形のもの。」「2 円盤投げに用いる、中心と縁に金属をはめ込んだ木製のまるい盤。重さは男子用2キロ、女子用1キロ。」「3 円形の記憶媒体。レコード盤や光ディスクなど。」と解説されています。
 政府提供の「e-GOV法令検索」で「円盤」を調べると、4件ヒットしました。その中から、今回は「カジノ管理委員会関係特定複合観光施設区域整備法施行規則(令和3年カジノ管理委員会規則第1号)」を取り上げます。これの根拠法は「特定複合観光施設区域整備法(平成30年法律第80号)」です。賛否両論ありますが、本年4月14日付けで「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画」が認定されています。
 上記規則ではカジノ事業の中身を定めており、「バカラ」とか「ポーカー」などという特殊な用語がたくさん登場します。「円盤」は「マネーホイール」関係で登場します。円盤は直径1,500ミリメートル以上で、重心は回転軸上にあり円滑に回転すること、円盤に表示されるシンボル(数字)の配列やオッズの設定などが規定されています。円盤が3回転する前に止まると、カジノ行為の結果は発生しなかったことになります。そんなことも規定されているのですね。回転が3回だけだと、それは動摩擦力が大きいのでは…という気がしますので、もう少し回ってほしいところです。
 カジノの開業は2030年頃となるようですが、日本初のものが大阪にできるということなので、営業が始まれば行ってみたいと思います。