「盛夏」は「せいか」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉（小学館）」では、「盛夏」は「夏の暑い盛りの時期。真夏。」と解説されています。
政府提供の「e-GOV法令検索」で「盛夏」を調べると、2件ヒットしました。「税関職員服制（昭和44年大蔵省令第50号）」と「入国審査官及び入国警備官服制（平成5年法務省令第26号）」です。それぞれ制服を規定しているのですが、細かく見ていくとキリがないので、男子用のみに着目して、どんなものがあるか見てみます。
○税関職員服制 別表（一）男子
制帽
冬服上衣
冬服ズボン
夏服上衣
夏服ズボン
盛夏上衣
外とう
雨衣
○入国審査官及び入国警備官服制 別表（一）男子
冬・夏帽
盛夏帽
冬服上衣
冬服ズボン
合服上衣
合服ズボン
盛夏上衣
外とう
雨衣上衣
雨衣ズボン
見比べてみると、税関職員の制服の季節分けは冬服・夏服・盛夏の3つ、入国審査官・入国警備官は冬服・合服・盛夏の3つです。以前に紹介した警察官は、冬服・合服・夏服の3つでした。それぞれ季節を3つに分けるのは同じなのですが、呼び方は少しずつ違っています。しっくり来るのは冬服・合服・夏服の組合せ（警察官）だと思うのですが（あくまで個人の感想）、いかがでしょうか。
