「顕微鏡」は「けんびきょう」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「顕微鏡」は「微小な対象を拡大して観察する装置。光学顕微鏡では、対物レンズによって物体の倒立拡大実像を作り、それをさらに接眼レンズで拡大する。」と解説されています。一方、「望遠鏡」については、「遠くにある物体を拡大して見るため、レンズや反射鏡を組み合わせて筒にはめこんだ光学器械。屈折望遠鏡・反射望遠鏡などがある。」と解説されています。歴史的にどちらが先に登場したかですが、「日本顕微鏡工業会」のウェブサイトによりますと、顕微鏡も望遠鏡もオランダの眼鏡職人が発明しました。顕微鏡は1590年、望遠鏡は1608年とのことで、顕微鏡のほうが先です。