常用漢字表での「五色」は、「五」を「ゴ」と読む用例として挙げられており、「ごしき」又は「ごしょく」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「五色」は「5種の色。特に、青・黄・赤・白・黒をいう。また、種々の色。五彩。ごしょく。」と解説されています。あっさり答えが出てしまいました。京都のみやげ物の中に、「五色豆(ごしきまめ)」という商品があり、メーカーさんのウェブサイトによりますと、明治20年頃に考案されたとのこと。大日本帝国憲法発布の頃ですね。五色が木・火・土・金・水を表しているというのは、陰陽五行説に由来するようです。五色豆では、ニッキ(茶色)をもって黒とし、青のり(緑色)をもって青としています。昔ながらの五色豆に加えいろいろな豆菓子が駅でも販売されていますので、旅のお供にもどうぞ。ビールにも合いますよ。