「象牙」は「ぞうげ」と読みます。このブログおなじみの「デジタル大辞泉(小学館)」では、「象牙」は「象の上あごにある長く伸びた一対の門歯。細かい木目状の縞模様があり、適度の硬さなので細工物に用いられた。」と解説されています。犬や猫の牙は犬歯ですが、象の場合は門歯なのですね。門歯と言っても複数あるのですが、環境省のウェブサイトによりますと、上顎第二切歯だそうです。象牙は伸び続けるらしく、動物園の中には短く切っているところもあるようです。象牙の取引は、ワシントン条約と国内法(外為法、種の保存法)に基づき規制されており、原則として、日本と海外間の輸出入、日本国内の取引は禁止されています。