夜光杯雑記帳

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【西国三十三所】はじめに

 2022年春、西国三十三所を巡り終え、満願となりましたので、これも何かの縁かと思い、申請して「先達」となりました。そして、改めて三十三所を一巡することにしまして、2023年1月に先達就任後の一巡を終えました。
 先達の心得の一つに、「誘う」があり、人々を巡礼道に導くことは先達の大切な役割の一つとなっています。ところが、現状は単独で巡礼を行うことが多く、先達の責務を果たせていないのではという思いが強くなってきました。そこで、この度、西国三十三所をテーマとして、自分なりの気付きや雑感を書いていくことにしました。

 西国三十三所とは、観音菩薩を安置する33寺院を指し、近畿6府県と岐阜県にまたがって点在します。巡礼の起源は、718年、大和長谷寺開山の徳道上人が閻魔大王から三十三の宝印を授かったことに遡るとされていますが、一旦途絶え、花山法皇(968~1008)が再興されました。詳しいことは、「西国三十三所巡礼の旅」のウェブサイトを見ていただくのがよいでしょう。

 「西国三十三所巡礼の旅」のサイトを改めて見ると、巡礼の作法を動画で説明されていたりして、「今まできっちりできていなかったなあ」と反省しています。巡礼目的でない人もぜひ御参考にどうぞ。